未来のスーパーフードと呼ばれている昆虫食。
「昆虫食は誰が食べても安全なの?」「安全性が高いおすすめの商品などあるの?」このようなお悩みではありませんか?

もしこのような昆虫食の安全面でお悩みであれば、ぜひこの記事を読んでみてください!

今回の記事では、昆虫食とアレルギーについて解説したあと、おすすめの3商品を紹介しています。

この記事を最後まで読んでいただけたら、昆虫食のアレルギーについてなどの疑問が解消されるでしょう。

多くの昆虫食は甲殻アレルギーが発生する可能性がある

まず昆虫食は、甲殻アレルギーが発生する可能性があります。

下記では甲殻アレルギーが起きる原因などを詳しく紹介していきます。

甲殻アレルギーが起きてしまう原因

甲殻アレルギーが起きる原因は「トロポミオキシン」と呼ばれるタンパク質が体に触れたり・体内に入るのが原因です。

体内に入り反応してしまうと、短時間で全身にかゆみや咳・呼吸困難・腹痛などのアレルギー反応がでてしまいます。

またトロポミオシンが皮膚や粘膜の中に多くある「マスト細胞」に触れると、化学反応を起こしかゆみなどの症状もでてきます。

以上が甲殻類アレルギーが起きてしまう原因です。

カニやエビが食べられるなら問題ない

昆虫食と甲殻類はとても似ています。

そのためカニやエビが食べられる方は、アレルギー反応が出る可能性が低いので、昆虫食を食べても問題ないと言えるでしょう。

他にも反応が起きてしまうアレルギーと昆虫食

甲殻類アレルギー以外にも、アレルギー反応が出てしまうこともあります。

例えば、蜂の子のような昆虫は花粉が含まれていることがあるります。
花粉アレルギーなどを持っている方は、花粉に反応してしまい、喘息の症状を出てしまう可能性が高いです。

他にも、昆虫独自の成分によってアレルギーが生じてしまう可能性があるため、食べる前に確認しておくと良いでしょう。

アレルギー以外にも心配な昆虫食の衛生問題

アレルギー以外でも、昆虫となると衛生面などで心配な人も多いでしょう。

昆虫の衛生問題についても見ておきましょう。

昆虫をそのまま食べると寄生虫等のリスクが大きい

昆虫を生で食べるのはとても危険です。

なぜなら野生の昆虫は、細菌などを多く持っているからです。
細菌が体内に入ることによって、食中毒等の症状を起こす危険性があります。

また人間に寄生する寄生虫が、昆虫に寄生している危険性もあります。
ただ豚肉を生で食べないのと同じように、野生の昆虫を生で食べなければ問題ありません。

ただスズメバチなどの昆虫は加熱しても、冷めると毒の効果が戻ってしまう危険があります。
そのためないとは思いますが、野生の昆虫をむやみに食べようとしないでください。

昆虫食として売られる昆虫は衛生管理が完璧!

野生の昆虫を食べるのはとてもリスクが高いのはわかっていただけたと思います。

しかし、昆虫食として販売されているものは、とても衛生面が管理されており、食べても全く問題ありません。

昆虫食として育てられる虫は、工場などで管理され、人体に影響がでる毒や細菌を含まないように育てられます。
具体的には、人間が食べている食品と同じものを与えています。

人間と同じ食品を与えているため、アレルギーなどが起きる可能性も下げられます。

例えば「広島コオロギ」は、たくさんのアーモンドを与えられて育っているため、甘い香りがする昆虫食として販売されています。

昆虫食は基本安全ですが、それでも気になる方は「厚生労働省検疫所」の認可を受けているか確認するといいでしょう。

厚生労働省検疫所は、昆虫を食品として輸入する場合、海外から病害虫や感染症を持ち込まないように検疫を行う機関です。
つまり認可を受けているということは、保健所からしっかりとした指導を受けて、提供されている昆虫食ということ。

安全性が保証されたおすすめの昆虫食3選

昆虫食には佃煮やお菓子・コース料理まで、工夫をこらしたさまざまな食べ方があります。

それぞれ見ていきましょう。

TAKEO:コオロギの佃煮

コオロギの佃煮は、兵庫県佐用町産の商品で、大自然の中で養殖された「ふたほしコオロギ」を使用した佃煮です。

自然豊かな山あいが広がる佐用町で作られている、「三日月豆腐」のおからを与えられて丁寧に育てられています。
味は甘く、酒のおつまみやお茶漬けとして食べるといいでしょう。

詳しくは食用コオロギで作った佃煮の味は?評判や栄養価、通販での買い方を紹介で解説しています!

株式会社MNH:未来コオロギスナック

未来コオロギスナックは、国連もおすすめするコオロギを使ったスナック菓子。
EU・アメリカ・カナダなどで、有機認定食品として認定されています。

チーズ風味がとても効いていて、間食などにおすすめのスナック菓子です。

詳しくは【未来コオロギスナックとは】話題のコオロギスナックについて調べてみたで解説しています!

ANTCICADA:昆虫食のコース料理

昆虫食のコース料理は、日本橋馬喰町で食べられます。

ANTCICADAでは、昆虫や野草など、普段食べることが少ない食材を使ったコース料理が楽しめます。

他にはラーメン凪と共同開発された「コオロギラーメン」や、「コオロギビール」など種類も豊富です。

詳しくは「ANTCICADA」とは?唯一昆虫食のコース料理が食べられるお店!で解説しています!

昆虫食はきちんと管理され安全性の高い食品!ただ甲殻アレルギーの人は注意!

今回は、昆虫食とアレルギーについてと衛生問題・おすすめの3商品を紹介させていただきました。

昆虫食は、エビやカニと甲殻類とても似た成分のため甲殻類アレルギーを引き起こす危険性があることがわかっていただけたと思います。

なので、昆虫食を食べる際は、甲殻類アレルギーではないか・衛生面は大丈夫か十分注意してください。

また、野生の昆虫を食べるとアレルギー以外でも衛生面で心配なため、もし昆虫食を食べる機会がある場合は安全性が保証されたおすすめの3商品のような食品を選ばれるといいでしょう。

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