コオロギにもチョコレートがあるのを知っていますか?

高タンパク低脂質のコオロギから作られるチョコなら、ダイエットにも良さそうではないでしょうか。

今回は「FUTURENAUT」から販売されている、コオロギのチョコクランチについて、詳しく解説していきます。

FUTURENAUTからコオロギのチョコクランチが発売!

コオロギのような昆虫食を使って、環境問題や飢餓問題に取り組んでいる「FUTURENAUT」

そのFUTURENAUTが「コオロギのチョコクランチ」を販売しました。

では具体的にどういったチョコレートなのでしょうか。

チョコレートの”第7世代”とは?

第1〜4世代

チョコレートの歴史は古く、遡ること今から約4000年程前に中南米で栄えたマヤ文明の頃から始まったと言われています。
当時は今のように甘い食べ物ではなく、原料のカカオを供物や貨幣として使用されていました。(第1世代)

それから時代は進み、次第に飲み物にして口にするようになり、しだいに固形物に変わっていきます。(第2~第3世代)

1900年代には、日本は大正時代に入り国内大手製菓メーカーが、チョコレート工場の生産を開始。
昭和には多数のメーカーが、いろいろな種類のチョコレートを製造し世に出回っていきます。

この時代から、日本では嗜好品として親しまれ、身近なものになっていきました(第4世代)

第5〜6世代

1960年、カカオ豆やカカオバターの輸入自由化により、チョコレート産業はさらに大きな発展へと成し遂げていきます。
さらに1980年バブル景気により、経済が非常に盛り上がる最中、バレンタインブームも重なり、チョコレートはもちろんのことチョコ味の商品といったバリュエーションが豊富に(第5世代)

2000年頃からは、世の中は健康や美容への意識が高まり、カカオを高配合させた甘さ控えのビターなチョコレートが人気を集めます。

また近年では、低糖質で高たんぱく質といったチョコレートに、機能性を持たせた商品が話題となっています(第6世代)

第7世代

そして第7世代として、いま注目されているのが、持続可能なチョコです。

2030年までに全世界でSDGsの達成に向け、さまざまな分野で取り組まれ、チョコ業界も持続可能性を求める時代になってきました。

そこで現在は、環境負荷の少ない次世代のたんぱく源への転換期を迎えております。
この次世代たんぱく源が、コオロギ等の昆虫由来のクリケットプロテインや、植物由来の大豆プロテインです。

まさにコオロギのチョコクランチは、持続可能性を求める「第7世代のチョコレート」なのです。

原料のコオロギパウダーとは

原料となるコオロギパウダーは、次世代のプロテインと言われており、普段体を鍛えたりプロテインを飲まれている方は特に必見です。

欧州では食用コオロギが育てられ、それを粉末加工したもの。
味は意外にも、炒めたナッツのような香りとさっぱりした味が特徴的で、いろんな食材とマッチします。

さらに下記表のとおり、ほかのプロテインよりも必須アミノ酸(BCAA)が豊富です。
BCAAは筋肉の合成にも必要なものなので、従来のホエイプロテインよりも多く含まれているのには驚きです。

せっかく日常的にプロテインを摂取をしているなら、より効率的に筋肉の栄養となる源を摂りたいものですよね。

BCAA コオロギ ホエイ カゼイン ソイ
イソロイシン 10.6 6.1 4.7 4.9
ロイシン 9.7 12.2 8.9 8.2
バリン 18.7 5.9 5.9 5.0
BCAA合計 39.0 24.2 19.5 18.1

出典:https://futurenaut.co.jp/cricket_powder/

コオロギのチョコクランチの3つのメリット

ではコオロギのチョコクランチが持つメリットについて、3つほど紹介いたします。

  • 糖質47%カットの低糖質チョコレート
  • 1本で1日の20%ものタンパク質が摂れる
  • チョコを食べるだけで地球環境に貢献できる

1つずつ解説していきます。

(1)糖質47%カットの低糖質チョコレート

糖質は人の体を作るうえで必須な栄養素ですが、現代人が糖質を多く摂りすぎていることは言うまでもありません。

糖質は、砂糖菓子はもちろん。お米やパン、麺類といった穀物にも多く含まれています。
生命活動としては重要な糖質ですが、過剰摂取はかえって肥満になり、体調を崩す原因です。

消費者庁が作成した、「栄養素等表示基準値(2015)」によると、現代の日本人は1日320gもの糖質を摂っているとの調査が出ています。

これは適正摂取量の約2.3~4.3倍に相当する計算。適量値に近づくためには、糖質を10g以下に抑えなければいけません。

そこでおすすめなのがコオロギのチョコクランチです。
コオロギのチョコクランチは、砂糖不使用*で糖質を47%削減*に成功。

間食をやめられない方でも、1箱完食しても糖質量たった8gと、角砂糖1個(糖質15g)の半分しか摂取しません。

※1:天然甘味成分、エリスリトールでまろやかな甘さを演出。
※2:日本食品標準成分表2020年版ミルクチョコレートとの比較

(2)1本で1日の20%ものタンパク質が摂れる

このチョコクランチには、次世代プロテインと呼ばれているクリケット(コオロギ)と大豆が含有されています。
そのため1箱(2本入り)でなんと10gのタンパク質が摂れます。

たんぱく質も、ヒトの体を構成するうえで、基礎となる有名な栄養素。
筋肉はもちろん、内臓やホルモン、免疫物質など人間が生命を維持していくうえで、タンパク質は大きな役割を果たしています。

極端な食事制限によりタンパク質が不足しがちな現代人にとって、気軽にタンパク質を摂取できるのはありがたいでしょう。

(3)チョコを食べるだけで地球環境に貢献できる

さらにこのチョコクランチは美味しいだけではありません。
SDGsにのっとり、地球環境にも貢献しています。

チョコクランチに使用しているコオロギは、栄養価が高いだけでなく、地球環境にもとても優しいと注目されています。

例えば牛は25kgのエサが必要ですが、食用コオロギの場合はたった2.1kgのエサで済みます。
量で相当すると約12分の1。

それだけでなく、飼育に必要な水の量は5,500分の1、CO2排出量は28分の1まで下げることができます。

コオロギのチョコクランチを食べるだけで、地球環境がどんどん良くなるとは言えません。
しかしいつもの間食をコオロギに変えるだけで、健康に気をつけつつ、少しでも地球環境に貢献できるなら最高ではないでしょうか。

チョコクランチを開発している「FUTURENAUT」とは

「FUTURENAUT」は、未来の食料リスクの低減や、食糧生産に起因する環境問題の緩和に貢献することを掲げています。
近い将来訪れるであろう食料不足に対して、真剣に向き合っている会社です。

また櫻井社長の「新しい食の選択肢を広げ、未来の世代にも豊かな食を残していきたい」という熱い使命感から、限りある資源を後世まで残せるように、探求し続け進化していく企業になります。

コオロギのチョコクランチはどこで買える?

現在コオロギのチョコクランチはFUTURENAUTの公式オンラインショップのみで販売しています。

そのため下記URLからサイトに飛び、購入してみてください。

>>コオロギのチョコクランチ

「チョコクランチ」以外のコオロギチョコレート

最後にコオロギのチョコクランチ以外にも存在する、コオロギを使ったチョコレートを紹介します。

グリラス:C. TRIA クランチ

少し昆虫を食べるのに抵抗がある方には、おすすめの商品です。

コオロギを使い、「株式会社グリラス」が作り出したグリラスパウダーを使用しています。

チョコの甘さと香ばしい風味のグリラスパウダーが、口の中で優しく広がります。
ご家族みんなで味わえるコオロギチョコレートです。

バグズファーム:チョコレートコオロギ

昆虫食の大手メーカー「JRユニークフーズ」が手がけたチョコレートです。

コオロギの香ばしい風味がチョコレートと調和し、まるでナッツ入りのチョコを食べているよう。
少しの塩味と甘味が融合した、1度食べたらやみつきになるチョコレ―トです。

お買い求めの際は、Amazonからでもご購入頂けますが、バグズファームではさらにお得に購入できます。

>>バグズファーム

挑戦しやすいコオロギチョコから昆虫食に触れてみよう!

今昆虫食が盛り上がっていますが、初心者の方はコオロギチョコから食べてみましょう。
炒めたナッツのような香りは、1度味わうとやみつきになること間違いなしです。

昆虫食はSDGsの社会において、今後必要不可欠になっていきます。

そのなかでも食用コオロギは、カラダの基礎となるタンパク質や、ミネラル、ビタミンなどが含有された優れた栄養バランス食材です。

まさに未来の食の救世主「スーパーフード」を、1度は触れてみましょう!

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