「昆虫食」と聞くと、ゲテモノとイメージする方が多くいるのではないでしょうか。

しかし昆虫食は、見た目の割には栄養が豊富だと話題になっています。
実は昆虫が使用された食品以外にも、美容グッズなどの販売も多くなってきています。

本記事では昆虫食がなぜ美容にいいと言われているのか、具体的にどのような商品があるのかを紹介していきます。

昆虫食ってどんなの?

昆虫食が美容にいいとは言われているものの、そもそも「昆虫食」とはどういったものなのかわからない方もいることでしょう。

そこで昆虫食がいったい何なのかを、まずは詳しく解説していきます。

食用として育てられた昆虫を使った食品

昆虫食とは、食用のために育てられた昆虫を使用した食品のことを言います。

タガメやコオロギなどが昆虫食として使用されることが多く、ネットなどで気軽に購入することが可能です。

安全性ですが、昆虫食に使用されている昆虫は、初めから食用として育てられており、寄生虫などの危険性がないよう管理されています。

昆虫食には、昆虫の姿を活かした商品もあれば、粉末状にしたり、加工したりした商品もあります。

どんな料理があるのか

昆虫食にはさまざまな料理や飲み物があり、種類も豊富です。
有名なものであれば、「タガメサイダー」や無印良品の「コオロギせんべい」などがあります。

昆虫食と聞くと、海外の露天で販売されている「ゲテモノ」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

しかし実際は、「スーパーフード」と呼ばれるほど、機能性食品のような扱いを受け始めているのです。

そのため日本で食べられている昆虫食は、見た目よりも食べやすさを重視し、栄養や美容効果を得られるようにしています。

昆虫食が美容に良いとされる理由

昆虫食は、美容効果があると日本だけではなく世界的にも注目されています。

美容にこだわる際、体の外側から磨くか、それとも体の内側から磨くかなど、人によっても異なるでしょう。

特に体の内側から美容にこだわりたい方には、昆虫食を取り入れてみることをおすすめします。

そこでなぜ昆虫食は美容にいいとされているのか、解説していきます。

高タンパクで低脂質

昆虫食が美容にいいと言われている理由は、高タンパクである上に、低脂質であるものが多いからです。

昆虫食として人気のある「イナゴ」の場合、100gのイナゴの中にタンパク質が26.3g、脂質が1.4g含まれています。
イナゴのように脂質をあまり取らずに、タンパク質を摂れるのが魅力的です。

タンパク質は新陳代謝を活発にする働きがあるため、肌を若々しく保つために欠かせない栄養素。
肌だけではなく、髪のダメージにも効果的なので、ぜひ摂っておきたいところです。

ビタミンやミネラルも豊富

昆虫食が美容におすすめである理由は、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているからでもあります。

昆虫食の中でも美味しいと人気のある「蜂の子」の場合、100gの蜂の子の中にタンパク質が16.2g、脂質が7.2g含まれています。
先ほど紹介したイナゴより脂質は多いですが、その分ビタミンやミネラルが多く含まれており、美容には欠かせません。

ビタミンは緑黄色野菜や果物などに含まれている栄養素であり、肌の調子を整えるために必要です。

またミネラルは皮膚や粘膜の保護には欠かせないため、エイジンングケアなどの美容効果が期待できます。

インセクト・リッチを目指してみよう!

「インセクト・リッチ」とは、普段の食生活に昆虫食を取り入れていこう、という考えのことを指します。
主にタイで使われる言葉で、少しずつ広まってきています。

昆虫食で美容効果を実感するためにも、自然に日常に取り入れていくことから始めるといいでしょう。

タイでは生活に昆虫を取り入れ始めている

日本ではまだまだ定着していない昆虫食ですが、タイではすでに生活に昆虫食を取り入れている方が多く見かけられています。

タイでは昆虫を伝統料理に使用していることもあり、現在ではスナック感覚で昆虫食を味わっている方もいるようです。

このようにカジュアルに食生活に昆虫食を取り入れている方を、インセクト・リッチと呼びます。
日本の地方では蜂の子などを食べる文化はありますが、まだまだゲテモノ扱いされています。

タイのようにガッツリ食べることはしなくても、少しずつでも生活に取り入れていきたいですね。

気軽に生活に取り入れることが大事

インセクト・リッチを目指すのであれば、まずは少量ずつ昆虫食を取り入れていきましょう。

昆虫食で美容効果を得るには、長期間継続することが大切です。
初めから一気に昆虫食を取り入れようとすると、慣れる前にやめてしまうことも多々あります。

気軽にインセクト・リッチを目指すために、まずはコオロギせんべいなどのスナック系の昆虫食から挑戦するといいでしょう。

中にはヘアケア商品も!

Chu’sが販売している「CRICKET CARE OIL for HAIR」は、昆虫食として注目されている「コオロギ」を使ったヘアオイルです。

CRICKET CARE OIL for HAIRは直訳すると「コオロギ油」であり、容量は30mlで天然由来100%でできています。
ハーバルフローラルの香りが特徴的で、昆虫であるコオロギが使用されているとは思えないいい香りです。

CRICKET CARE OIL for HAIRは、タオルドライした後のヘアケアや、朝のヘアスタイリングの際に使うことができます。

1度に使用する量は、ロングヘアの場合スポイト1杯分で十分です。

美容に良い食べやすい昆虫食を紹介!

美容に良いと言われている昆虫食に挑戦するのであれば、まずは食べやすい昆虫食から挑戦してみるといいでしょう。

そこで昆虫食の中でも食べやすいと言われており、商品の種類も豊富である「コオロギ」を使用した昆虫食を紹介していきます。

コオロギを使用した昆虫食に慣れてきたら、別の昆虫食にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

無印良品:コオロギせんべい

出典:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344162897

無印良品が販売している「コオロギせんべい」は、粉末状にしたコオロギが使用されたせんべいです。

美容効果はそれほど大きくはないですが、エビのような香ばしい味わいが人気で、昆虫食の中でも初心者におすすめな商品でもあります。
コオロギせんべいは1袋の容量が55gであり、スナック感覚で食べられます。

初めて昆虫食に挑戦する多くの方が、安全性を気にしているはず。
そのため初めて昆虫食を食べるという方は、まずは無印良品のような有名企業の商品から挑戦すれば安心しやすいでしょう。

コオロギせんべいについて詳しく知りたい方は、コオロギせんべいはエビ味!口コミや気になるタンパク質量を調査もどうぞ。

JRユニークフーズ:コオロギオイル

出典:https://bugsfarm.jp/shopdetail/000000000369/

「コオロギオイル」は、なんと100mlのコオロギオイルに対して、5,000匹のコオロギが使用されている食用昆虫オイルです。

コオロギは香ばしい香りが特徴的でもあるため、香味油として料理で活用することができます。
もちろん通常の食用油として、炒め物などの料理にもおすすめ。

コオロギオイルは、調味料の1種として取り扱う商品であるため、昆虫食の中では少し変わった商品として注目されています。

また昆虫オイル自体が化粧品の原料に使用されていることもあり、コオロギオイルを取り入れることでスキンケア効果も期待できるでしょう。

SENS:コオロギプロテイン

出典:https://innocect.com/products/cricket-protein-chocolate-flaver

SENSが販売している「コオロギプロテイン」は、さまざまな料理に活用することができるコオロギを粉末状にしたプロテインです。

もちろんボディメイクの一環として、通常のプロテインのように溶かして飲むこともできます。

従来のホエイプロテインより必須アミノ酸が多く含まれているため、より効率的に筋肉の修復を行えます。

コオロギプロテインについて詳しく知りたい方は、クリケットプロテインはおすすめ?タンパク質量や気になる味を調査!もどうぞ。

生活に昆虫食を取り入れて美容意識を高めよう!

昆虫食が美容にいいと言われていることを知り、より昆虫食に対して興味が湧いた方もいるはず。

昆虫食の種類も多数あり、商品によってはスキンケア、ボディメイクにおすすめと、いろいろな商品を選ぶことができます。

世界的にも注目されている昆虫食ですが、日本でも生活に昆虫食を取り入れる方が多く見かけられる時代も近いと言えることでしょう。

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