近年、名前を聞く機会が少しずつ増えている「昆虫食」

名前の通り昆虫を原料とした食品なのですが、食べてみるにはちょっぴり勇気が必要ですよね…。

興味はあるけどどんなものから挑戦したらいいのかわからないという方へ、おすすめの選び方や商品をご紹介致します。

今年から始めよう!昆虫食は健康にも美容にも良い!

まずは昆虫食がなぜここまでの人気を集めているのか解説します。

高タンパク低脂質でボディメイクに最適!

好奇心から食べてみたい!という方も多い昆虫食ですが、実は健康食品として愛用している人も多いということを知っていますか?
ダイエット等での食事制限時の栄養補助食としても昆虫食は非常に役に立つんです。

その理由は低脂質ながら高タンパク質であること。

昆虫にはタンパク質の元となる必須アミノ酸が多く含まれています。
人体の20~30%はタンパク質でできており、健康的な体作りには必要不可欠。

しかし牛肉や鶏肉から動物性タンパク質を摂ろうとすると、どうしても脂質を一緒に摂ってしまいます。
脂質は摂りたくないけど、動物性タンパク質は摂取したい…。そんな時に活躍するのが昆虫食。

昆虫食には脂質がほぼ含まれていないので、効率的に栄養を摂取することができダイエットに最適な食材と言えるでしょう。

ビタミンやミネラルも豊富に含んでいる

昆虫にはタンパク質だけではなく、健康的な体作りに欠かせないビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

ビタミンやミネラルは体の潤滑油と言われ、脂質や糖質、タンパク質がエネルギーに変わるときの手助けをしてくれる大切な栄養素です。

昆虫食の中でも比較的手に入れやすいコオロギは、それらの栄養素に加え、鉄分や食物繊維等も多く含まれています。
体に必要な栄養素をまとめて摂ることができる「スーパーフード」とコオロギが言われるのも納得ですね。

昆虫食の選び方

ひとえに昆虫食といっても、素揚げやパウダーなどたくさんの種類があります。

ここでは昆虫食の選び方について詳しく見ていきます。

形状で選ぶ

昆虫食を初めて食べるとき、最も重視するのが見た目や食感等の「食べやすさ」なのでは無いでしょうか。
最近は様々な製品が各会社から発売され、見た目からそのまま昆虫を感じるものから、おせんべいのように加工されたもの。
中にはオイル等に加工された製品も販売されています。

その中でも特に初心者におすすめなのは、おせんべいやクッキーなどに加工された製品です。
見た目は普通のお菓子と変わらないものの、カロリーが低めに作られており、ダイエット時の間食としてもおすすめ。

上級者向けかつ栄養素が最も高いのは、昆虫の見た目そのままに食べられる製品です。

カラッと素揚げにしたものや、生のままの物までさまざまな種類が販売されています。
昆虫そのままの味を楽しめるので、ちょっぴり刺激的な体験ができるかもしれませんね。

虫の種類で選ぶ

虫の種類によっても味や食感はさまざま。主な昆虫食の種類は以下。

  • コオロギ
  • イナゴ
  • 蜂の子
  • ワーム系

初心者向けのものから上級者向けまで詳しくご紹介していきます。

コオロギ

https://twitter.com/musashinokoyu/status/1463788613188009986?s=20

最も手に入れやすく販売しているメーカーも多い、昆虫食の代表とも言えるのがコオロギです。

エビのような風味で食べやすく、加工もしやすいためさまざまな味の製品が発売されています。
室内での飼育も容易で、羽化から一ヵ月半程で成虫になるなど、成長の速さも人気の要因として挙げられます。

高タンパク低脂質かつ、オメガ3脂肪酸などの栄養素も含まれていることから、健康食品として好まれる方も多いです。

イナゴ

https://twitter.com/75min_kingyo/status/1463056581688496129?s=20

イナゴは古くから日本全土で愛されている昆虫食のひとつです。
最近は少なくなりましたが、以前はイナゴの佃煮がスーパーで販売されていたこともあるほど、日本人には馴染みのある食べ物でした。

そんなイナゴはざくざくとした噛み応えを楽しむことができ、こちらもコオロギと同じくエビのような風味を感じることができます。

味には癖が少なく食べやすいですが、見た目が形そのままで販売されている製品が多いので、やや上級者向けとも言えそうです。

蜂の子

タレに入れて煮込んだものを、缶詰等に入れて販売されることが多い蜂の子。
その名の通り蜂のサナギ、幼虫等を指します。こちらも一部地域では昔から食べられている昆虫食です。

生で食べると「甘くてクリーミーな味」「蜜の味」がすると言われています。

小さいので食べやすいですが、こちらも見た目が昆虫そのままのものが多いので難易度は高めです。

ワーム系

昆虫食の中でも最も難易度が高いとされるワーム系。

見た目は気持ち悪いですが、実は味は癖の無いものが多く食べやすいです。
「甘い味」と感じる方も多く、販売しているお店も少ないため、通販で手に入れるのがおすすめです。

初心者におすすめの昆虫食ランキングベスト5!

初心者におすすめな昆虫食を、ランキング形式で紹介いたします。

  • 「無印良品」コオロギせんべい
  • 「FUTURENAUT」コオロギのチョコクランチ
  • 「INNOCECT」クリケットプロテインバー
  • 「バグズファーム」コオロギコーヒー
  • 「ANTCICADA」コオロギラーメン

上記商品を1つずつ確認していきましょう。

1位|「無印良品」コオロギせんべい

出典:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344162897

日本を含む31の国と地域に店舗を構える「無印良品」から昆虫食が発売されています。

徳島大学と連携して開発したコオロギ粉末入りのせんべい。
「飼育が容易」「成長が早い」「環境に良い」と3つの特徴を持つコオロギは広く普及しています。

香ばしくこおろぎの見た目も全くしていないため、初心者でも食べやすいでしょう。
誰もが知っている無印良品から販売されているという点も、安心して食べることができる要素の1つですね。

これからの地球のことを考えて作られたサステナブルな商品です。

2位|「FUTURENAUT」コオロギのチョコクランチ

出典:https://futurenaut.co.jp/cricket-chocolate/

「FUTURENAUT」は、昆虫食を通して環境問題や食料危機のリスク低減に貢献している企業です。

そんな「FUTURENAUT」が販売するのは、コオロギのチョコクランチ。

コオロギ特有のナッツのような香ばしい風味と、大豆クランチのザクザク食感がやみつきになるチョコレートは昆虫食であることを感じさせない味わいに仕上がっています。

砂糖不使用で作られたチョコレートは糖質を47%カットしダイエット中の方も罪悪感なく食べることができます。タンパク質を多く含んでいるので、基礎代謝を上げてくれる効果も期待できます。

3位|「INNOCECT」クリケットプロテインバー

出典:https://innocect.com/products/クリケットプロテインバー-チョコレート

お洒落なパッケージで女性にも人気なINNOCECTのクリケットプロテインバーは、高栄養価なコオロギパウダーとエンドウ豆タンパク質を独自開発した日本で初めてのプロテインです。

継続して飲み続けたい方にはサブスクプランも用意されているので、手間なく楽に飲み続けることができます。

4位|「バグズファーム」コオロギコーヒー

出典:https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1278143.html

昆虫食を愛する大学生であり、昆虫食の普及活動を行っている昆虫食活動家のかずきさんと、大阪に店舗を構えるコーヒー焙煎士、西川隆士さんが共同で作り上げたコオロギを使ったコーヒーです。

コーヒーに使用されるコオロギの種類、コオロギのテイストに似合うコーヒー豆等厳選して作り上げたコオロギコーヒーは飲むとコオロギの風味を感じることができる他にはない味わいのコーヒーに仕上がっています。

5位|「ANTCICADA」コオロギラーメン

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000051705.html

ANTCICADAは地球を愛し研究するレストラン。東京、日本橋にお店を構える昆虫食専門レストランです。

そんなレストランが提供する2種類のコオロギで出汁をとったラーメンは、販売日に行列が並ぶほどの人気料理。高級感溢れる店内で、昆虫を使ったラーメンを楽しむのも素敵な経験になるのではないでしょうか。

まずは食べやすいものから昆虫食を味わってみよう!

近年、注目度も高く日々新しい商品が発売され続けている昆虫食。

私達の生活により身近な存在になる日もそう遠くないかもしれません。まずは食べやすいものから昆虫食に触れてみてはいかがでしょうか?

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