クリケットプロテインはおすすめ？タンパク質量や気になる味を調査！

興梠を使用した上質なプロテイン、「クリケットプロテイン」はご存知でしょうか。

「コオロギ」をそのまま英語にしただけですが、今タンパク質以外の栄養価も高いと話題になっています。

本記事は日本初のクリケットプロテインブランド「INNOCECT」を掘り下げつつ、より詳しくコオロギのプロテインについて解説します。

昆虫力ブランド「INNOCECT」

出典：https://innocect.com/

株式会社ODD FUTUREが作った昆虫食品ブランド、「INNOCECT(イノセクト)」をご存じでしょうか。

INNOCECTは”食に新たな選択肢を”をコンセプトに、2020年に創業したスタートアップ企業「ODD FUTURE」が手がけるフードテックブランドです。

現在、コオロギをふんだんに使用した”クリケットプロテイン”や、”クリケットコーヒー”などを販売しています。

クリケットプロテインはコオロギが持つタンパク質と豊富な栄養素を一度に摂れるだけでなく、グルテンフリーなのが特徴。
体にも環境にも優しい、”未来のプロテイン”として注目を集めています。

クリケットプロテインとは

出典：https://innocect.com/products/cricket-protein-chocolate-flaver

INNOCECTから発売されたクリケットプロテインは、従来の乳清を原材料とするホエイではなく、コオロギタンパクを採用。
体と環境に優しい未来のプロテインとして、サスティナブルなライフスタイルを実現しています。

クリケットプロテインは「クリケットパウダー」を用いており、100gあたり67.9gと大量のたんぱく質が含まれています。
またイソロイシン、ロイシン、バリン（BCAA）といった必須アミノ酸も、ホエイプロテインより豊富に含まれているのも魅力です。

参考までに、「クリケット」「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」それぞれ4つのでプロテインを比較してみましょう。

	クリケット	ホエイ	カゼイン	ソイ
イソロイシン	10.6g	6.1g	4.7g	4.2
ロイシン	9.7	12.2g	8.9g	8.9
バリン	18.7	5.9	5.9g	5.0
BCAA合計	39.0g	24.2g	19.5g	18.1

参考：https://futurenaut.co.jp/cricket_powder/

それぞれ3つの必須アミノ酸のバランスに違いはありますが、主流であるホエイの1.5倍以上ものBCAAを含んでいるのは驚きです。

特にクリケットパウダーに豊富に含まれているバリンは、以下のような働きをします。

いつものプロテインをクリケットプロテインに替えるだけで、より素早く筋肉を修復し、肝機能の向上も目指せます。

他にもあるコオロギプロテイン

コオロギプロテインはINNOCECT以外からも販売されています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Eat Grub「クリケットプロテインパウダー」

出典：https://bugsfarm.jp/shopdetail/000000000020/

Eat Grub（イートグラブ）は、昆虫食を
若い世代からの支持を得て急成長している、ヨーロッパを代表する人気ブランドです。

100g×12袋が1セットになった食用プロテインパウダーで、高たんぱくで低糖質、豊富なアミノ酸とミネラル、良質な脂質が含まれた高栄養食品です。

コオロギ100％のナチュラルなクリケットパウダーは、ほんのり甘い香りがします。
プロテインとしてだけではなく、小麦粉の代わりや、パンやケーキなど様々な使い方が可能なのも、とても魅力的です。

sens「コオロギパウダー ローストクリケット プロテイン」

出典：https://bugsfarm.jp/shopdetail/000000000423/

sensのコオロギパウダーは、国際的な食用昆虫ブランドとして有名です。
GAP、GMP、HACCPに対応したタイの工場で、衛生的に養殖・加工されています。

コオロギの持つ高たんぱく低糖質、豊富なアミノ酸はもちろん、ミネラルや良質な脂質も含まれており、パンやクッキーなどの洋菓子類に混ぜるなど用途は様々。
もちろんプロテインとしても非常に優れた栄養素を含んでおり、トレーニング後の栄養補給にピッタリです。

ホエイやソイに負けないクリケットプロテイン！

栄養素からもクリケットがホエイやソイにも負けない優れた食材であると言えますね。

さらにコオロギが持つ高いタンパク質や豊富な栄養素はもちろん、体や環境に優しいサスティナブルな食材としての価値は非常に高く評価されています。
人類にとって新たな可能性として、今後さらに研究が進む事が期待される食材です！